おっぱいを通して、ゆったりとした気持ちで育児ができるようみんなで情報交換したり、
母乳について勉強したり、いろんな話をしながらほっこりしています。
悩みを相談したり、励まされたり。。
肩の力を抜いて、遊びに来ませんか?
子供たちを含めてみんなで一緒に ”子育て” しませんか?
育児中のママはもちろん、産後のことを知りたい妊婦さん、先輩ママも大歓迎です!
もちろん子連れでどうぞ!
お弁当を持って来てもOK! ゆったり のんびり。。
みんなで ”ほっこり” しませんか?
おっぱい(母乳育児)のすばらしさや大切さを一人でも多くの方に伝えられたら…
~私たちの想いです~
●母乳育児サークルとは
母乳育児サークルは、1983年、京都で発足した、母親によるボランティアグループです。母乳育児を望む人に情報とはげましを届けています。
「リラックスして、楽しい母乳育児」が基本理念です。
月に2回程度の集会と、年に4回の会報発行をおこなっています。
●はじめのボタンをていねいにかける
近代化が進み、便利で飽食の時代になりましたが、反面、暗い事件が続き、心の病が増えて不安な時代ともいえます。これは日本だけではなく、地球が抱えている難しい問題と言えるでしょう。
そこでこの難しい問題について、母乳育児サークルとして提案させていただきますと”生まれたばかりの赤ちゃんの人権を守ること”このことにスポットを当てるのはいかがでしょうか。
人間のスタートを大事にし、はじめのボタンをていねいにかけるのです。
たとえば、カンガルーケアの徹底。産後の入院中は母子同室など。
劇的な、とはいかないでしょうが、確実な効果が得られるでしょう。
良い母子関係から、良い社会関係に広がって、ひいては、ひとりひとりの人間を大切にすることに行き着くのではないでしょうか。
●生まれたばかりの赤ちゃんは、何を望んでいるのでしょうか
生まれたばかりの赤ちゃんの望み、それは、新生児室に並べられることではなくて、生まれた直後からずっと母親の胸にしっかり抱かれることでしょう。
それを可能にするにはどうするか。
出産直後のカンガルーケアと、母子同室による母乳哺育です。
母乳育児なんて自然で当たり前のこと、望む人は誰でもできていると思ってらっしゃるかもしれませんが、現状はそうではありません。母乳率は思いのほか低いのです。
母乳育児を願う人は誰でも叶うように環境を整えること、皆で援助することが求められます。
良い医療者にめぐり合うのが一番ですが、母乳育児サークルのようなグループに参加したり、母乳育児サークル編纂「おっぱいだより集」を読むのも母乳育児を獲得する助けになります。
もちろん、母乳育児だけが育児ではありません。何かの事情で人工乳で育った人、また里親と乳児期のつきあいがなかった里子、そういう人たちも大事に育てられ、大きくなって欲しいという気持ちに変わりません。
●育児の大変さを埋め合わせてくれるもの=母乳育児
ひっきりなしのオムツ交換、夜の睡眠もやぶられる授乳、そのうえ食事・洗濯などの家事に追われ、育児は本当に大変です。
母乳育児はその大変さを少し埋め合わせしてくれます。
母乳は、栄養・免疫の面で、また精神面での人間形成にすぐれているなど、赤ちゃんの側からみた利点はいろいろ知られていますが、母親の側にも有利なのです。それをあげてみます。
(1)授乳は母親にとっては排泄行動のひとつですから、しっかり吸われることで母親に快感をもたらします。
(2)母体の循環をよくし、スリムな身体をつくり、健康に良い影響を与えます。
(3)授乳によって、プロラクチンという”子どもはかわいい”と思える不思議なホルモンがでるのです。自分の子どもだけでなく、よその子もいとおしくてしようがなくなるのです。授乳中、赤ちゃんの顔を見るだけでとても幸せになります。
などなど、つらい育児のなかにも報われる瞬間があるのです。
●育児を孤立しないために=育児サークル
核家族化が進んだ今、育児を助けてくれる手が少ないものです。
赤ちゃんとふたりっきりの時間が多い。。。育児を孤立していると、精神的にまいってしまい、最悪なケースでは幼児虐待という悲劇にはまってしまうのです。こうなると、深い傷を残してしまいます。
孤立から抜け出すためには、母乳育児サークルなど母親主催の育児コミュニティ、産院・助産院・母乳ケア専門院など医療者によるグループ、保健所や社会福祉協議会主催の育児イベントに参加しましょう。地域的、時間的に無理のないもの、自分と気の合うものをみつけて、ちょっと勇気を出して参加するのがいいと思います。
いろいろなグループやイベントに参加すれば、いろいろな人が助けてくれます。いろいろな意見を聞くことができて、自分のこともたくさん話すことができるでしょう。そして、たくさんの母親が助けられることでしょう。